Thursday, February 28, 2008

ぎっくり腰で一番やってはいけないこと


今回軽いぎっくり腰を体験した。仕事は休むほどではなかったが、治療家のさがでこういう体験はなかなか出来ないので、色々と実験をした。
ぎっくり腰の患者さんが来ると3つのことを禁止する。食事と風呂と飲酒である。食事は食べた後で必ず腹筋が弱まり、腰に余計に負担がかかるので、出来る限り食べないようにお話しをする。腰が痛いときに栄養をつけるなどと理屈をこねて食べる方がいるが大体腰痛が悪化する。風呂は入っているときは楽で気持ちが良いが、ぎっくり腰は基本的に炎症なので、風呂から出て痛みが強くなるケースがある。究極は腰の痛いところを氷の入ったバッグで冷やしながら風呂にはいることだが、なかなかできる方はいない。飲酒は飲んでいるときはいいが、アルコールで痛みを感じなくなり暴れるとお酒が切れた後で痛くなってくる。今回のぎっくり腰で全てやってみた。まず風呂だが、出た後きちんとシップなどで処置をすればそんなに悪化しないことがわかり、飲酒もおとなしく適量飲んでいればそんなに痛くならなかった。しかし食事に関しては明らかに悪化した。まず、排便が出来なくなり、腹圧が高くなってくることを感じた。でるべき物が出ず、食べているのでどんどんお腹が張ってきて、比例して腰に痛みが響く。この経験をもとに、ぎっくり腰の患者さんには食事だけは控えるようにと言うことにした。何事も体験したものは強い。

Monday, February 25, 2008

内股を鍛えることに関して


以前にお年寄りの健康法の1つに、自転車の話をした。ほとんどの方は歩くだけで元気になるが、もう少し上級編がある。この仕事を続けていくと人間の身体の老いを感じる。長く治療を受けられている方は25年以上にも及ぶ。60才で始めても85才を越え、40才出始めても還暦を超える。この間生まれたと思っていたら、今度子供が出来るという話をしている。25年という月日はそういう長さである。私自身今年で治療生活30年だが、人が老いることに関してはとても興味を持ってみている。ここ数日、内股に関して話をした方達がいたので、特別に元気になる方法をお話ししたいと思う。前回書いた自転車こぎの本当の目的は内股の筋肉をどうやって鍛えるかである。男性も50才位になり内股の筋肉がダボタボの方が時々いるが、殆どのケース、性的にも力がなくなってくる。女性も閉経のころで、何となく内股に力がなくなってきたと感じている方も多いと思う。実はこの内股、非常に大切な役割を持っていて、我々腹部の治療をするときに必ずと言っていいほど内股の状態を確認する。失禁などの治療で筋力強化だけで治る方と手術をしなければ良くならない方は大体内股の筋力を見ればわかる。下腹部の力強さがそのまま内股に投影されているので、内股の筋力イコール腹部の力となる。90才でも元気な方はこの内股がしっかりしていて、皮下脂肪も豊である。では筋トレで内股を鍛えればいいという話になるが、これはなかなか自分で出来ない。だから自転車こぎをしながら太腿を鍛えれば、同時に内股も鍛えられる。それで自転車こぎを推奨した。特に還暦ぐらいから70代の方達、歩くことは勿論いいが、もう一花ということでしたら、自転車をお薦めいたします。走らない自転車で家の中でも出来るのですから。

Tuesday, February 19, 2008

三叉神経痛の治療のコツ


三叉神経痛はやっかいな神経痛の1つです。80%位の痛みは薬物などでも取れるのですが、残り20%を取るのが難しい。手術などで剥離術をやって根治となればいいですが、テグレトール(三叉神経痛でよく出る薬)などだけでは頼りないと思ってしまいます。
たまたま三叉神経痛の治りかけの方が捻挫をして来院されました。捻挫をして無理していないのに三叉神経痛が悪化したという。こういうケースはよくあるので、三叉神経痛が悪化する2つ話をしました。
1つはいうまでもなく、免疫力低下。風邪を引いたとか、下痢をしたとか、明らかに体調が悪い場合、三叉神経痛はまた痛み出します。今回のように無理をしていないのに痛み出すケースは首のゆがみが原因している場合が殆どです。捻挫などで下肢のバランスが崩れ、その結果首がゆがみと頭への血流が悪くなり、三叉神経痛が悪化する。
免疫低下であれば乳酸菌や漢方薬の中に病中病後で使える薬剤があるので、専門医に出していただけばいいが、首のゆがみは我々の出番です。
三叉神経痛は楽をしていればいいというわけにはいかないので、そこを理解して治療すると限りなく0に近く治療できます。

Wednesday, January 09, 2008

4つの習慣守ると14年長生き=禁煙、運動、野菜類と適度の酒


4つの習慣守ると14年長生き=禁煙、運動�:
"2008/01/10-05:46 4つの習慣守ると14年長生き=禁煙、運動、野菜類と適度の酒-英調査"

この手の発表は珍しいように思う。1つずつはいいとされていても4つの合計で14年というのは少し驚いてしまった。私自身、今年で50才になるが少しずつ人間の寿命のことを考え始めていたので参考になった。長年人の体を診ているとなにか1つだけ突出していても駄目で、全体的にバランスが大事だとよく感じる。胃だけ強くても駄目だし、胃が弱くても全体的にカバーされていれば何とかなる。人生50年の時代から特に日本は80年の時代に突入して、人の身体も全員違い、長い間何処も壊れないということはまず無い。壊れてから気がつくのが殆どである。
この調査できれば、睡眠時間やものの考え方や性格なども加味されると面白い。おそらく最終的にはこの習慣の違いで20年ぐらいの差が出てくるのではないだろうか。65才と85才では人生大分違う。せっかく頂いた命むやみやたらに壊すことなく、大切にしたいと最近思う。

Sunday, January 06, 2008

あけまして、おめでとうございます。

 今年はパソコン病の本を出版しようと思っているので少し早く皆様にその内容の一部をお知らせいたします。

http://docs.google.com/Presentation?id=ddnpg3tj_45f5n82qdb

左の写真は腕にテーピングをしたところです。
治療のポイントは腕にあります。いくら肩こりがひどくて肩を揉んでも治りません。詳しくは出版できてからのお楽しみに。

今年も宜しくお願いいたします。

Sunday, December 09, 2007

特訓終了


特訓というとどうしても巨人の星のイメージがあるが、当院でも半年間特訓チームを作った。私自身は本を一冊書き上げることを目標にした。以前にパソコン病の本を書くのに3年ほどかかってしまったが、今回は何とか半年で仕上がった。初めのうちは構成を考えているだけで筆が進まず、後半になった締め切りが近いとなると不思議と頑張れる。以前に読んだ本の中に一気にやれば2週間ぐらいで書き上がると書いてあったが、本当にそう思う。期限近くになって禁酒をしていわば願かけ状態で書いたが、終わったあとの気持ちよさは何とも言えないものがあった。達成のお祝いに近くのクアハウスで温泉に入ったが、何とも言えぬ気持ちよさである。禁酒もとけ美酒を頂いたことはいうまでもないが、日々の当たり前の生活がこんなに幸福なのだと気がついた。当たり前のように暖かい布団で寝られ、仕事が終わればお酒をいただき、ご飯が当たり前のように食べられる。特訓を終了して当たり前の中に感謝しなければいけないことが多いことに気がつき、大きな収穫を得た。来年の特訓も楽しみになってきた。

Saturday, December 01, 2007

日光浴の薦め

当院に通院中で健康おたくの方からいい話を聞いた。散歩をしながらある時にあまりに天気が良いので、靴下を脱ぎ足を日光浴したら、べとべと汗もかかなくなり、とても気持ちが良かったという。治療中にそんな話しが出たので、昔僕が病院勤務だった頃、床ずれでひどい方達をある医者が薬を使わず日光浴を毎日2-3時間させて3週間程で治ったという話をしました。それ以来その方は日光浴にはまり、先日田舎に帰ったときに日光浴の話をご両親にしたという。そのご両親は最近背中がかゆく、軟膏を色々と塗っていたが、日光浴してから薬が一切入らなくなって感謝されたという。ただでこんな事が出来るなんて信じられないと言われたという。空気も水も、日光も皆ただである。特に日光には紫外線の殺菌作用と赤外線の温熱作用と同時に出来るところが有り難い。会社の中にいて健康ドリンクを飲んでいる方達、健康になるためのものは外にいっぱいあります。

Sunday, November 18, 2007

口内炎のすこし変わった治し方

最近数人の口内炎の治療がうまくいった。The Bi-Digital O-Ring Testで原因を調べるとどの方も免疫のレベルが低く、胃が悪い。医者に行ってビタミンCなどもらっていても治らないという。詳しく調べると胃がストレスか食べ物お酒でやられ、免疫が下がり結果として口内炎になるということのようだ。だから胃を何とかするとかなり改善することがわかった。当院でよく太田胃散を薦めているが、その効果には驚くものがある。本人胃が悪いと思っていなくても、太田胃散を飲むと楽だという。それに胃が改善すると免疫も上がり、口内炎の数も減る。試しにやってみるといい。それでも治らない方は鼻炎の可能性があるから、診ていただくといい。昔私自身、口内炎に悩まされ、アフタッチとかというものを使ったが、貼ったときはいいがまたすぐに再発して困った記憶がある。この胃を診る治療はかなりの原因治療になっているので、多くの方に試していただきたい。

Tuesday, October 30, 2007

お年寄りのための新しい健康法の提案

先日お年寄りが膝痛でおみえになった。今まではご主人の面倒をみて毎日忙しくしていたが、ご主人が他界され、一人暮らしなので娘達から、「お母さん、今までお父さんの件で大変だったのだから、これからは無理しないで楽したら。」と言われてその通りしたという。しかし最近膝が痛くて困っているという。診ると大腿四頭筋(膝上の筋肉)がげっそりしてしてまって、これでは膝に負担がかかり痛いだろうと思った。問診を進めたら先程のことを言ったので、「最近、楽をしているんでしょう。原因はそれですよ。」と言ったらビックリして、「少し前みたいに動かなければ駄目ね。楽をすればいいというものじゃないんですね。わかりました。」よくお年寄りの健康法にウォーキングがあるが、勿論これを否定するものではないが、多くの方の身体の変化をみていると、この大腿四頭筋の筋トレは必要だと思う。年で腰痛を諦めている方も世間で言われている腹筋の強化より余程効果があると思っている。腹筋の強化をするなら胃腸を整えろと言いたい。年を取って体力・体調維持や腰痛予防のために、「胃腸の調整と大腿四頭筋の筋トレ」が我々現場にいる人間が感じる新しいお年寄りのための健康法である。

ツボの本を買っても効かない理由


「私、神経痛だからここのツボがいいって本に書いてあった。ここを治療して下さい。」という方が時々いるが、そのツボを使って有効だったことは少ない。私も鍼灸学校出たての頃、良くツボの本を買い、「風邪の時はここのツボを使うんだと。成る程成る程・・・」とやってみたが思ったほど効果がなかった記憶がある。理由はこうだ。例えば風邪一つとっても鼻水、咳、喉の痛み、発熱、悪寒、頭痛と症状は多岐にわたり、風邪の引きはじめや治りかけでは全く症状が違う。ツボの本は全てツボで説明しているから、何々の症状には何処のツボという書き方である。試しに10冊ぐらいのツボの本で風邪に効くツボを調べると、30位のツボの名前が出てくる。一辺にこんなに使えないから一番効くいいツボを教えてくれということ気持ちになってくる。最近は風邪一つとっても人間の身体の変化が手に取るようにわかるから、症状毎にここのツボと使い分けているが、それを素人の方が出来るわけがない。咳が止まらないのですが何処のツボが良いのですかという気持ちはわかるが、身体の状態によって頭のツボを使ったり、手のツボを使ったり、胸のツボを使ったりこちらは身体を読んでツボを決定しているので何とも答えようがない。それを本を買ってきて、風邪に効く3つの厳選したツボとやってみても、効いたのはたまたまでしょうと言いたくなる。神経痛でも腰で治療する場合、胃を治療する場合、骨格をいじる場合、脚の反応点をいじる場合、関節から治療する場合とこんなにも方法が違うのかというぐらいやり方が違う。我々はプロだからそこを見抜いて的確に治療するわけだが、それを本の知識でやってみても全部がうまくいくとは思えない。

Thursday, October 18, 2007

お年寄りの痔は甘く見ない方がいい。


最近お年寄りの痔と体調の関係を経験した。どういうことかというと若い頃は多少痔があっても、少し痛い程度で済ませてしまうが、80代、90代になると少し訳が違う。体力的にもあまり余裕がないので、一気に体調を崩す可能性がある。去年も90代の方が今まで病気もしたことがないのに、一気に体調を崩し、年だからと周りも思っていたが、調べたら痔がだいぶ悪化していて、食事も出来なくなっていた。その後治療がうまくいき、食欲も取り戻し、5kgも太ったそうである。普通食事と痔は結びつかないが、お年寄りでは食欲を一気になくす。またそこそこのお年寄りは恥じらいというか、なかなか下(しも)の病気のことを口にせず、治療が遅れる。若い頃の体力が余っているときとは違う。そういう場合はこちらが気がついてあげないと、食欲がなくなったり、体重が減少したり、肺炎を起こしたり、免疫が下がったりと色々起こることを知っておくべきである。この経験をしてからお年寄りの体重減少や食欲不振の場合、「痔はないですか?」と聞くようにしている。

Thursday, September 27, 2007

なかなか伝わらない子育てのコツ


私自身が子供を産んで育てたわけではないが、仕事をしながら一昔前なら、当たり前に伝わっていた子育てのコツみたいのが、なかなか伝わらないと感じる。新米のお母さんの身体を診ると左の肩や腕にこりがあると、「頑張っているなぁ。」と感じる。それは赤ちゃんの場合、産まれる1年近く前からお母さんの心臓の拍動を身体で感じてきた。産まれてから母乳を飲むのも心臓の近い、左のおっぱいをほしがる。寝かせるときなどは殆ど左側で鼓動を感じながらだと、よく寝る。若いお母さんは胸の左右差がつくので均等に飲んでもらいたいと思っているが、赤ちゃんは圧倒的に左である。昔は左で抱っこしながら、出来る家事をこなしたのだろうが、今は利き手の右で抱いてあやしているお母さんも多いと思う。

また夜お父さんが帰宅して寝かしつける場合など、うまくいかないことも多いのではないか。赤ちゃんはお風呂に入れていただいておっぱいを飲んで、お母さんの心臓の拍動を感じながら安心して寝ようと思っているのに、普段聞いたこともないお父さんの心臓の拍動では寝るわけがない。おっぱいが出ないと米ばかり食べて太っているお母さんもいるが、今の時代栄養失調などいない。お母さんのおっぱいはこころの安定で出るのである。おっぱいが出ないストレスや乳房の左右差、お父さんの寝かしつけの失敗など、こんな状態でいいおっぱいは出ないから必死にご飯を食べるがそれでも出ないので焦る。母親の心の安定がいいおっぱいを出すのに必要なことは、戦後、食べ物が十分にない時代でもちゃんと子供が育ったことをみればわかる。小さな事の積み重ねだが、生活の中で何となく身につけてつけてきたことが今はうまくいかない。特に気になるのは赤ちゃんはクーラーは大好きということである。良く真夏、赤ちゃんが車の中で死亡する記事を見るが、子供は熱に弱いのである。心配性のおばあちゃんに育てられると真夏でも「寒くないかい・・・・」と聞いているが、こういうおばあちゃんは冬になればストーブの前にベビーベッドを置いて、赤ちゃんの顔が真っ赤になっても、「寒くないかい・・・」と言うのではないだろうか。赤ちゃんはクーラーが大好きで、手足が冷たいのは問題ないのです。ちょっとしたことだが、積もり積もれば赤ちゃんは機嫌を損ね、ミルクを飲まなくなります。頑張れ、新米お母さん。

Saturday, September 22, 2007

鍋を洗うと再発するうつ病


最近、うつ病の患者さんが急増している。あまりに多いので急遽パンフレットを作ったほどだ。当院は専門が鍼灸や代替医療だから、特別にカウンセリングや精神療法を何かするわけではない。それでも鍼灸で何とかなればという切実な想いであろう。10年ほど前のうつは、「ちょっと精神的に・・・」と小声で言っていたが、最近は「僕はうつです。宜しくお願いいたします。」と元気に院内に入ってくるのを見ると、時代かなぁと感じる。なかなか通院だけで治癒しないケースは入院となるが、一時退院時に大事な注意事項がある。特に女性の場合、鍋を洗わないことである。几帳面な方ほどうつになりやすいが、女性が家を空けて、久しぶりの台所で汚れが気になるのはわかるが、そこで元気に鍋を洗ったら再入院は近い。理由はこうだ。一時退院といっても身体が元に戻っているわけではない。それを自覚しないで几帳面な性格ゆえに、今までの分を取り戻そうと必死に鍋を洗う。それも2つも3つも・・・。知らぬ間に鍋は綺麗になるが右手で洗えば右の腕が想像を絶するほど硬くなっている。しかし困ったことにこの腕のこりは自覚症状が出ない。知らぬ間に肩こり、首のゆがみ、頭痛、頭の血行不良が連鎖的に起こり、眠れないので薬を飲むが効かない。焦って抗不安薬を飲んでもよく効かない。そんなことが続けば又入院は近い。病院で退院時に、「鍋を洗うことに気をつけて。」とは言ってくれないから、何でも出来ると思って再出発の決意で家事をする。ここが落とし穴。我々みたいに全身の身体を診ていると、病み上がりではほとんどの方が出来るほど、肉体的に回復していない。当院ではそんな経験を良くしているから、退院時には、「汚れが目立つ鍋はしまうか新しいのを買うかした方がいい。まだ体力が半分ぐらいしか回復していないと思いなさい。」と鍋を洗うことを禁止している。

Tuesday, September 11, 2007

白内障と坐骨神経痛


白内障と坐骨神経痛と言われて関係があると考える方はいないと思う。ご年配の方から、「もうこの年になって身体にメスを入れるのは嫌だ。医者は白内障の手術をすればよく見えるようになると言うが、ちょっと新聞を読むのが不自由なぐらいだから、もういいと思って・・・」とこんな声を聞く。しかし長い間、身体の老いを診てきた私にとってこれはとても大事な問題が潜んでいる。というのは年を取って一番大事なものはニュースだと思っている。それもテレビで聞くのではなく、新聞で見ることである。以前の96才のご隠居さんを治療していたとき、必ず1時間の治療のなかで出てくる話のパターンが決まっていた。初めの15分ぐらいは最新のニュースの話から始まる。その後に自分が歩んできた人生とニュースをダブらせて、「今はこうかもしれないが、昔はこうだった。」という話が続く。ここまでで大体45分から50分。最後の10分で最近は便秘がひどいとか、膝の痛みが取れないなどの症状を訴えて1時間となる。何故かほとんどのお年寄りがこのパターンである。最新のニュースを自分で読んで考えて、人にしゃべり、昔話とくっつける。どうもこれが一つの健康法である。しかし眼が不自由になり、新聞を読むのが嫌になるとテレビでしか情報が取れないから、不思議と頭に残らず、確かテレビで見たんだけど内容をよく覚えていない。昔から読み書きソロバンとはよくいったものだ。。見書きソロバンとはいっていない。テレビだけとなるとニュースを良く覚えていないから、人と話をするのも自信たっぷりで話せないから、嫌になり接する機会も少なくなり、外出も控え、体力も落ち、便秘になると腰痛が出てくる。つまり坐骨神経痛になるのである。風が吹けば桶屋が儲かるではないが関係がある。新聞を読むのに不自由がなければいいが、年を取って最新の情報が新聞から取れなくなると次から次へと悪い事が起こる。お年寄りは時間があるのだから若い方がタップリ新聞が読めない分、ご自分の昔の体験とあわせてなにかの話になったときに、「新聞にはこう書いてあったよ。これは昔の~始まった話で今はこうだけどこんな流れがあった。」こういう展開になれば理想的である。それがテレビの知識だけだと、「それは僕も見たから知っているよ。」となり、そこから話が続かなくなるので、段々孤立してしまう。そういう意味でも白内障の治療は大切である。

Wednesday, July 11, 2007

新谷先生のお話をうかがって


ドクター新谷(Dr.shinya)公式サイト ENTER

以前から興味のあった、新谷先生の講演を聴いてきた。著書の中でも書かれているが「乳製品の窃取はやめた方がいい。」、「水を飲みなさい。」、「牛乳は牛の飲み物。」、「穀物を取りなさい。」、「玄米がいい。」など腸の内視鏡の写真と共にご説明いただいたので、よく理解できた。本を読ませていただいた後で、何故牛乳が悪いのか少し疑問があったが、「人工的に立て続けに牛を妊娠させ、乳を出す。女性ホルモンが出て、牛乳の中に残る。子供の腸から血中にはいる。」との説明に納得した。水に関しても2-3リットル飲むといいそうだ。それ以外にも「人間は肉食ではない。」、「恋愛をしているときや妊娠したらガンにならない。」、「乳製品をとると骨がもろくなり、関節炎を起こしやすくなる。」、「牛の新生児を市販の牛乳で飼育すると数日で死亡する。」、「お茶やコーヒー、お酒は酵素を減らす。兎に角水。」色々とショッキングな話も伺った。私自身、小学校から給食で牛乳を飲んだ記憶がない。先生に怒られて嫌々飲んだのは2-3回ぐらい。パンにもバターをつけない。田舎にいたときにすき焼きをするとしらたきとネギばかり減り、100gの肉が半分は残る。最近は赤ワインを少し覚えたのでチーズを食べるようになったが、以前は石鹸だと思って食べなかった。乳製品が日本に入り始めてどんどんガンが増えてきた。テレビで牛の霜降り番組も良いが、少しこの現状を考えていただきたいと思う。

Tuesday, June 05, 2007

有名人が病気をすると・・・


最近は有名人の病気の話が多い。zardの坂井泉水さん、筑紫哲也さん、ピアニストの羽田健太郎さんのがん、林家こん平さんの多発性硬化症、川口順子さんのギラン・バレー症候群、石立鉄男さんの急性動脈瘤破裂と毎日色々な情報が入ってくる。有名人は病気になっても大変である。我々専門家がいくら簡単に説明しても伝わらないのが、有名人と病気をつなげると伝わる。加藤茶さんの大動脈解離なども、「あの加藤茶さんがやった病気。」というとすぐ伝わるから不思議である。今日は皇太子様が十二指腸のポリープを内視鏡で取ったとかで、ワイドショウが説明をしていたが当分は十二指腸ポリープの患者は「皇太子様と同じ病気。」と言うのではないだろうか。

Tuesday, May 08, 2007

禁煙、50代からでも効果 肺がん死亡率43~64%減


asahi.com:禁煙、50代からでも効果 肺がん死亡率43~64%減 - : "禁煙、50代からでも効果"

中高年になると「今まで長年吸っていていまさら・・・」という声も聞くが、この記事は朗報である。私自身、29才で願かけで禁煙したが、早いものでもう20年が過ぎた。先日おやじも医者に心臓が悪いとか言われて、80才を前に禁煙をした。良いことである。禁煙してみると手が震えるとかは意外と無く、人の吸っている煙が気になるから不思議なものである。何より禁煙で良いことは周りの人に対してである。吸っている本人はフィルターを通している分、煙の吸収は弱くなっているが周りの人間はダイレクトに入る。良い迷惑である。

禁煙に限らずリハビリでもそうだが、いくつになってもどんな状況でもあきらめないことが大事だ。以前は85才以上の方は筋トレしても無駄だと思っていたが、最近96才のおばぁちゃんのリハビリで筋肉がついたのにはビックリした。人間死ぬまで修行。どんな状況でも、「さぁ、今から始めよう。」が大切である。

Wednesday, May 02, 2007

写真見て「痛い」


asahi.com: 脳内メカニズム解明 写真見て「痛い」 群馬大院教授ら -: "写真見て「痛い」"

仕事柄、実際炎症がないのに痛いと言う方の治療はよくする。よく観察していると非常に良くしゃべる。病院の先生は話も聞いてくれないだとか、こっちが言ったことを否定されただとか、何か心の中に納得しないものを持っているといつも感じている。先日も圧迫骨折のおばあちゃんが腰痛が悪化したということで、久しぶりに来た。話を聞くだけで時間になってしまったので、ではまた来週ということになった。次におみえになったときは、「大分楽になりました。」と言っていた。先週は話を聞いただけで身体には触れていないのに。これはよくあることで、痛みは感情と密接な関係があることは以前から感じていた。大脳生理学がもっと進めば、人間の感情と病気の関係が解明されてくるだろう。そして私自身強く感じている、「人間を最終的にコントロールしているのは感情である。」ということが証明されるかもしれない。

ウジ虫療法で足切断回避


ウジ虫療法で足切断回避 難治性潰瘍に高い効果|話題|社会�: "セラピー」"

これはマゴットセラピーと言って以前から民間療法の中にあった。難治性潰瘍だけでなく、皮膚炎などに小魚が使われたり色々と種類がある。この治療の皮肉なことは、人類は微生物から抗生剤を作ったが段々効かないものが増えてくる。困って最後にまた虫に戻る点である。
西洋医学が感染症に対して多大な貢献をしたことは万人が認めるところだが、突き詰めると少しおかしな事が出てくる。耐性菌の出現である。結局は自然に帰るんだなぁと感じてしまう。自然の力を見せつけられた気がする。動植物との共生の中でもっともっと人間は快適に生きられると予感してしまうのは僕だけだろうか。

視力障害に遺伝子治療


生活 北海道新聞: "視力障害に遺伝子治療 世界初、ロンドンの眼科"

いよいよここまで来たという感じ。白内障ならレンズ交換で良いが、網膜の病気に関しては治療法がなかっただけに、とても治療の結果が待ち遠しい。いままでは、「これには治療法がありません。」と言っていたものが、「これにはこれとこれ。こんな治療法もあります。」といった時代になっていくだろう。
技術革新のおかげで、治療をあきらめていた患者を救えるのは勿論だが、われわれも「これには治療法がありません。」と言わなくてすむので救われる。