Wednesday, May 02, 2007

写真見て「痛い」


asahi.com: 脳内メカニズム解明 写真見て「痛い」 群馬大院教授ら -: "写真見て「痛い」"

仕事柄、実際炎症がないのに痛いと言う方の治療はよくする。よく観察していると非常に良くしゃべる。病院の先生は話も聞いてくれないだとか、こっちが言ったことを否定されただとか、何か心の中に納得しないものを持っているといつも感じている。先日も圧迫骨折のおばあちゃんが腰痛が悪化したということで、久しぶりに来た。話を聞くだけで時間になってしまったので、ではまた来週ということになった。次におみえになったときは、「大分楽になりました。」と言っていた。先週は話を聞いただけで身体には触れていないのに。これはよくあることで、痛みは感情と密接な関係があることは以前から感じていた。大脳生理学がもっと進めば、人間の感情と病気の関係が解明されてくるだろう。そして私自身強く感じている、「人間を最終的にコントロールしているのは感情である。」ということが証明されるかもしれない。

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