Sunday, December 09, 2007

特訓終了


特訓というとどうしても巨人の星のイメージがあるが、当院でも半年間特訓チームを作った。私自身は本を一冊書き上げることを目標にした。以前にパソコン病の本を書くのに3年ほどかかってしまったが、今回は何とか半年で仕上がった。初めのうちは構成を考えているだけで筆が進まず、後半になった締め切りが近いとなると不思議と頑張れる。以前に読んだ本の中に一気にやれば2週間ぐらいで書き上がると書いてあったが、本当にそう思う。期限近くになって禁酒をしていわば願かけ状態で書いたが、終わったあとの気持ちよさは何とも言えないものがあった。達成のお祝いに近くのクアハウスで温泉に入ったが、何とも言えぬ気持ちよさである。禁酒もとけ美酒を頂いたことはいうまでもないが、日々の当たり前の生活がこんなに幸福なのだと気がついた。当たり前のように暖かい布団で寝られ、仕事が終わればお酒をいただき、ご飯が当たり前のように食べられる。特訓を終了して当たり前の中に感謝しなければいけないことが多いことに気がつき、大きな収穫を得た。来年の特訓も楽しみになってきた。

Saturday, December 01, 2007

日光浴の薦め

当院に通院中で健康おたくの方からいい話を聞いた。散歩をしながらある時にあまりに天気が良いので、靴下を脱ぎ足を日光浴したら、べとべと汗もかかなくなり、とても気持ちが良かったという。治療中にそんな話しが出たので、昔僕が病院勤務だった頃、床ずれでひどい方達をある医者が薬を使わず日光浴を毎日2-3時間させて3週間程で治ったという話をしました。それ以来その方は日光浴にはまり、先日田舎に帰ったときに日光浴の話をご両親にしたという。そのご両親は最近背中がかゆく、軟膏を色々と塗っていたが、日光浴してから薬が一切入らなくなって感謝されたという。ただでこんな事が出来るなんて信じられないと言われたという。空気も水も、日光も皆ただである。特に日光には紫外線の殺菌作用と赤外線の温熱作用と同時に出来るところが有り難い。会社の中にいて健康ドリンクを飲んでいる方達、健康になるためのものは外にいっぱいあります。

Sunday, November 18, 2007

口内炎のすこし変わった治し方

最近数人の口内炎の治療がうまくいった。The Bi-Digital O-Ring Testで原因を調べるとどの方も免疫のレベルが低く、胃が悪い。医者に行ってビタミンCなどもらっていても治らないという。詳しく調べると胃がストレスか食べ物お酒でやられ、免疫が下がり結果として口内炎になるということのようだ。だから胃を何とかするとかなり改善することがわかった。当院でよく太田胃散を薦めているが、その効果には驚くものがある。本人胃が悪いと思っていなくても、太田胃散を飲むと楽だという。それに胃が改善すると免疫も上がり、口内炎の数も減る。試しにやってみるといい。それでも治らない方は鼻炎の可能性があるから、診ていただくといい。昔私自身、口内炎に悩まされ、アフタッチとかというものを使ったが、貼ったときはいいがまたすぐに再発して困った記憶がある。この胃を診る治療はかなりの原因治療になっているので、多くの方に試していただきたい。

Tuesday, October 30, 2007

お年寄りのための新しい健康法の提案

先日お年寄りが膝痛でおみえになった。今まではご主人の面倒をみて毎日忙しくしていたが、ご主人が他界され、一人暮らしなので娘達から、「お母さん、今までお父さんの件で大変だったのだから、これからは無理しないで楽したら。」と言われてその通りしたという。しかし最近膝が痛くて困っているという。診ると大腿四頭筋(膝上の筋肉)がげっそりしてしてまって、これでは膝に負担がかかり痛いだろうと思った。問診を進めたら先程のことを言ったので、「最近、楽をしているんでしょう。原因はそれですよ。」と言ったらビックリして、「少し前みたいに動かなければ駄目ね。楽をすればいいというものじゃないんですね。わかりました。」よくお年寄りの健康法にウォーキングがあるが、勿論これを否定するものではないが、多くの方の身体の変化をみていると、この大腿四頭筋の筋トレは必要だと思う。年で腰痛を諦めている方も世間で言われている腹筋の強化より余程効果があると思っている。腹筋の強化をするなら胃腸を整えろと言いたい。年を取って体力・体調維持や腰痛予防のために、「胃腸の調整と大腿四頭筋の筋トレ」が我々現場にいる人間が感じる新しいお年寄りのための健康法である。

ツボの本を買っても効かない理由


「私、神経痛だからここのツボがいいって本に書いてあった。ここを治療して下さい。」という方が時々いるが、そのツボを使って有効だったことは少ない。私も鍼灸学校出たての頃、良くツボの本を買い、「風邪の時はここのツボを使うんだと。成る程成る程・・・」とやってみたが思ったほど効果がなかった記憶がある。理由はこうだ。例えば風邪一つとっても鼻水、咳、喉の痛み、発熱、悪寒、頭痛と症状は多岐にわたり、風邪の引きはじめや治りかけでは全く症状が違う。ツボの本は全てツボで説明しているから、何々の症状には何処のツボという書き方である。試しに10冊ぐらいのツボの本で風邪に効くツボを調べると、30位のツボの名前が出てくる。一辺にこんなに使えないから一番効くいいツボを教えてくれということ気持ちになってくる。最近は風邪一つとっても人間の身体の変化が手に取るようにわかるから、症状毎にここのツボと使い分けているが、それを素人の方が出来るわけがない。咳が止まらないのですが何処のツボが良いのですかという気持ちはわかるが、身体の状態によって頭のツボを使ったり、手のツボを使ったり、胸のツボを使ったりこちらは身体を読んでツボを決定しているので何とも答えようがない。それを本を買ってきて、風邪に効く3つの厳選したツボとやってみても、効いたのはたまたまでしょうと言いたくなる。神経痛でも腰で治療する場合、胃を治療する場合、骨格をいじる場合、脚の反応点をいじる場合、関節から治療する場合とこんなにも方法が違うのかというぐらいやり方が違う。我々はプロだからそこを見抜いて的確に治療するわけだが、それを本の知識でやってみても全部がうまくいくとは思えない。

Thursday, October 18, 2007

お年寄りの痔は甘く見ない方がいい。


最近お年寄りの痔と体調の関係を経験した。どういうことかというと若い頃は多少痔があっても、少し痛い程度で済ませてしまうが、80代、90代になると少し訳が違う。体力的にもあまり余裕がないので、一気に体調を崩す可能性がある。去年も90代の方が今まで病気もしたことがないのに、一気に体調を崩し、年だからと周りも思っていたが、調べたら痔がだいぶ悪化していて、食事も出来なくなっていた。その後治療がうまくいき、食欲も取り戻し、5kgも太ったそうである。普通食事と痔は結びつかないが、お年寄りでは食欲を一気になくす。またそこそこのお年寄りは恥じらいというか、なかなか下(しも)の病気のことを口にせず、治療が遅れる。若い頃の体力が余っているときとは違う。そういう場合はこちらが気がついてあげないと、食欲がなくなったり、体重が減少したり、肺炎を起こしたり、免疫が下がったりと色々起こることを知っておくべきである。この経験をしてからお年寄りの体重減少や食欲不振の場合、「痔はないですか?」と聞くようにしている。

Thursday, September 27, 2007

なかなか伝わらない子育てのコツ


私自身が子供を産んで育てたわけではないが、仕事をしながら一昔前なら、当たり前に伝わっていた子育てのコツみたいのが、なかなか伝わらないと感じる。新米のお母さんの身体を診ると左の肩や腕にこりがあると、「頑張っているなぁ。」と感じる。それは赤ちゃんの場合、産まれる1年近く前からお母さんの心臓の拍動を身体で感じてきた。産まれてから母乳を飲むのも心臓の近い、左のおっぱいをほしがる。寝かせるときなどは殆ど左側で鼓動を感じながらだと、よく寝る。若いお母さんは胸の左右差がつくので均等に飲んでもらいたいと思っているが、赤ちゃんは圧倒的に左である。昔は左で抱っこしながら、出来る家事をこなしたのだろうが、今は利き手の右で抱いてあやしているお母さんも多いと思う。

また夜お父さんが帰宅して寝かしつける場合など、うまくいかないことも多いのではないか。赤ちゃんはお風呂に入れていただいておっぱいを飲んで、お母さんの心臓の拍動を感じながら安心して寝ようと思っているのに、普段聞いたこともないお父さんの心臓の拍動では寝るわけがない。おっぱいが出ないと米ばかり食べて太っているお母さんもいるが、今の時代栄養失調などいない。お母さんのおっぱいはこころの安定で出るのである。おっぱいが出ないストレスや乳房の左右差、お父さんの寝かしつけの失敗など、こんな状態でいいおっぱいは出ないから必死にご飯を食べるがそれでも出ないので焦る。母親の心の安定がいいおっぱいを出すのに必要なことは、戦後、食べ物が十分にない時代でもちゃんと子供が育ったことをみればわかる。小さな事の積み重ねだが、生活の中で何となく身につけてつけてきたことが今はうまくいかない。特に気になるのは赤ちゃんはクーラーは大好きということである。良く真夏、赤ちゃんが車の中で死亡する記事を見るが、子供は熱に弱いのである。心配性のおばあちゃんに育てられると真夏でも「寒くないかい・・・・」と聞いているが、こういうおばあちゃんは冬になればストーブの前にベビーベッドを置いて、赤ちゃんの顔が真っ赤になっても、「寒くないかい・・・」と言うのではないだろうか。赤ちゃんはクーラーが大好きで、手足が冷たいのは問題ないのです。ちょっとしたことだが、積もり積もれば赤ちゃんは機嫌を損ね、ミルクを飲まなくなります。頑張れ、新米お母さん。

Saturday, September 22, 2007

鍋を洗うと再発するうつ病


最近、うつ病の患者さんが急増している。あまりに多いので急遽パンフレットを作ったほどだ。当院は専門が鍼灸や代替医療だから、特別にカウンセリングや精神療法を何かするわけではない。それでも鍼灸で何とかなればという切実な想いであろう。10年ほど前のうつは、「ちょっと精神的に・・・」と小声で言っていたが、最近は「僕はうつです。宜しくお願いいたします。」と元気に院内に入ってくるのを見ると、時代かなぁと感じる。なかなか通院だけで治癒しないケースは入院となるが、一時退院時に大事な注意事項がある。特に女性の場合、鍋を洗わないことである。几帳面な方ほどうつになりやすいが、女性が家を空けて、久しぶりの台所で汚れが気になるのはわかるが、そこで元気に鍋を洗ったら再入院は近い。理由はこうだ。一時退院といっても身体が元に戻っているわけではない。それを自覚しないで几帳面な性格ゆえに、今までの分を取り戻そうと必死に鍋を洗う。それも2つも3つも・・・。知らぬ間に鍋は綺麗になるが右手で洗えば右の腕が想像を絶するほど硬くなっている。しかし困ったことにこの腕のこりは自覚症状が出ない。知らぬ間に肩こり、首のゆがみ、頭痛、頭の血行不良が連鎖的に起こり、眠れないので薬を飲むが効かない。焦って抗不安薬を飲んでもよく効かない。そんなことが続けば又入院は近い。病院で退院時に、「鍋を洗うことに気をつけて。」とは言ってくれないから、何でも出来ると思って再出発の決意で家事をする。ここが落とし穴。我々みたいに全身の身体を診ていると、病み上がりではほとんどの方が出来るほど、肉体的に回復していない。当院ではそんな経験を良くしているから、退院時には、「汚れが目立つ鍋はしまうか新しいのを買うかした方がいい。まだ体力が半分ぐらいしか回復していないと思いなさい。」と鍋を洗うことを禁止している。

Tuesday, September 11, 2007

白内障と坐骨神経痛


白内障と坐骨神経痛と言われて関係があると考える方はいないと思う。ご年配の方から、「もうこの年になって身体にメスを入れるのは嫌だ。医者は白内障の手術をすればよく見えるようになると言うが、ちょっと新聞を読むのが不自由なぐらいだから、もういいと思って・・・」とこんな声を聞く。しかし長い間、身体の老いを診てきた私にとってこれはとても大事な問題が潜んでいる。というのは年を取って一番大事なものはニュースだと思っている。それもテレビで聞くのではなく、新聞で見ることである。以前の96才のご隠居さんを治療していたとき、必ず1時間の治療のなかで出てくる話のパターンが決まっていた。初めの15分ぐらいは最新のニュースの話から始まる。その後に自分が歩んできた人生とニュースをダブらせて、「今はこうかもしれないが、昔はこうだった。」という話が続く。ここまでで大体45分から50分。最後の10分で最近は便秘がひどいとか、膝の痛みが取れないなどの症状を訴えて1時間となる。何故かほとんどのお年寄りがこのパターンである。最新のニュースを自分で読んで考えて、人にしゃべり、昔話とくっつける。どうもこれが一つの健康法である。しかし眼が不自由になり、新聞を読むのが嫌になるとテレビでしか情報が取れないから、不思議と頭に残らず、確かテレビで見たんだけど内容をよく覚えていない。昔から読み書きソロバンとはよくいったものだ。。見書きソロバンとはいっていない。テレビだけとなるとニュースを良く覚えていないから、人と話をするのも自信たっぷりで話せないから、嫌になり接する機会も少なくなり、外出も控え、体力も落ち、便秘になると腰痛が出てくる。つまり坐骨神経痛になるのである。風が吹けば桶屋が儲かるではないが関係がある。新聞を読むのに不自由がなければいいが、年を取って最新の情報が新聞から取れなくなると次から次へと悪い事が起こる。お年寄りは時間があるのだから若い方がタップリ新聞が読めない分、ご自分の昔の体験とあわせてなにかの話になったときに、「新聞にはこう書いてあったよ。これは昔の~始まった話で今はこうだけどこんな流れがあった。」こういう展開になれば理想的である。それがテレビの知識だけだと、「それは僕も見たから知っているよ。」となり、そこから話が続かなくなるので、段々孤立してしまう。そういう意味でも白内障の治療は大切である。

Wednesday, July 11, 2007

新谷先生のお話をうかがって


ドクター新谷(Dr.shinya)公式サイト ENTER

以前から興味のあった、新谷先生の講演を聴いてきた。著書の中でも書かれているが「乳製品の窃取はやめた方がいい。」、「水を飲みなさい。」、「牛乳は牛の飲み物。」、「穀物を取りなさい。」、「玄米がいい。」など腸の内視鏡の写真と共にご説明いただいたので、よく理解できた。本を読ませていただいた後で、何故牛乳が悪いのか少し疑問があったが、「人工的に立て続けに牛を妊娠させ、乳を出す。女性ホルモンが出て、牛乳の中に残る。子供の腸から血中にはいる。」との説明に納得した。水に関しても2-3リットル飲むといいそうだ。それ以外にも「人間は肉食ではない。」、「恋愛をしているときや妊娠したらガンにならない。」、「乳製品をとると骨がもろくなり、関節炎を起こしやすくなる。」、「牛の新生児を市販の牛乳で飼育すると数日で死亡する。」、「お茶やコーヒー、お酒は酵素を減らす。兎に角水。」色々とショッキングな話も伺った。私自身、小学校から給食で牛乳を飲んだ記憶がない。先生に怒られて嫌々飲んだのは2-3回ぐらい。パンにもバターをつけない。田舎にいたときにすき焼きをするとしらたきとネギばかり減り、100gの肉が半分は残る。最近は赤ワインを少し覚えたのでチーズを食べるようになったが、以前は石鹸だと思って食べなかった。乳製品が日本に入り始めてどんどんガンが増えてきた。テレビで牛の霜降り番組も良いが、少しこの現状を考えていただきたいと思う。

Tuesday, June 05, 2007

有名人が病気をすると・・・


最近は有名人の病気の話が多い。zardの坂井泉水さん、筑紫哲也さん、ピアニストの羽田健太郎さんのがん、林家こん平さんの多発性硬化症、川口順子さんのギラン・バレー症候群、石立鉄男さんの急性動脈瘤破裂と毎日色々な情報が入ってくる。有名人は病気になっても大変である。我々専門家がいくら簡単に説明しても伝わらないのが、有名人と病気をつなげると伝わる。加藤茶さんの大動脈解離なども、「あの加藤茶さんがやった病気。」というとすぐ伝わるから不思議である。今日は皇太子様が十二指腸のポリープを内視鏡で取ったとかで、ワイドショウが説明をしていたが当分は十二指腸ポリープの患者は「皇太子様と同じ病気。」と言うのではないだろうか。

Tuesday, May 08, 2007

禁煙、50代からでも効果 肺がん死亡率43~64%減


asahi.com:禁煙、50代からでも効果 肺がん死亡率43~64%減 - : "禁煙、50代からでも効果"

中高年になると「今まで長年吸っていていまさら・・・」という声も聞くが、この記事は朗報である。私自身、29才で願かけで禁煙したが、早いものでもう20年が過ぎた。先日おやじも医者に心臓が悪いとか言われて、80才を前に禁煙をした。良いことである。禁煙してみると手が震えるとかは意外と無く、人の吸っている煙が気になるから不思議なものである。何より禁煙で良いことは周りの人に対してである。吸っている本人はフィルターを通している分、煙の吸収は弱くなっているが周りの人間はダイレクトに入る。良い迷惑である。

禁煙に限らずリハビリでもそうだが、いくつになってもどんな状況でもあきらめないことが大事だ。以前は85才以上の方は筋トレしても無駄だと思っていたが、最近96才のおばぁちゃんのリハビリで筋肉がついたのにはビックリした。人間死ぬまで修行。どんな状況でも、「さぁ、今から始めよう。」が大切である。

Wednesday, May 02, 2007

写真見て「痛い」


asahi.com: 脳内メカニズム解明 写真見て「痛い」 群馬大院教授ら -: "写真見て「痛い」"

仕事柄、実際炎症がないのに痛いと言う方の治療はよくする。よく観察していると非常に良くしゃべる。病院の先生は話も聞いてくれないだとか、こっちが言ったことを否定されただとか、何か心の中に納得しないものを持っているといつも感じている。先日も圧迫骨折のおばあちゃんが腰痛が悪化したということで、久しぶりに来た。話を聞くだけで時間になってしまったので、ではまた来週ということになった。次におみえになったときは、「大分楽になりました。」と言っていた。先週は話を聞いただけで身体には触れていないのに。これはよくあることで、痛みは感情と密接な関係があることは以前から感じていた。大脳生理学がもっと進めば、人間の感情と病気の関係が解明されてくるだろう。そして私自身強く感じている、「人間を最終的にコントロールしているのは感情である。」ということが証明されるかもしれない。

ウジ虫療法で足切断回避


ウジ虫療法で足切断回避 難治性潰瘍に高い効果|話題|社会�: "セラピー」"

これはマゴットセラピーと言って以前から民間療法の中にあった。難治性潰瘍だけでなく、皮膚炎などに小魚が使われたり色々と種類がある。この治療の皮肉なことは、人類は微生物から抗生剤を作ったが段々効かないものが増えてくる。困って最後にまた虫に戻る点である。
西洋医学が感染症に対して多大な貢献をしたことは万人が認めるところだが、突き詰めると少しおかしな事が出てくる。耐性菌の出現である。結局は自然に帰るんだなぁと感じてしまう。自然の力を見せつけられた気がする。動植物との共生の中でもっともっと人間は快適に生きられると予感してしまうのは僕だけだろうか。

視力障害に遺伝子治療


生活 北海道新聞: "視力障害に遺伝子治療 世界初、ロンドンの眼科"

いよいよここまで来たという感じ。白内障ならレンズ交換で良いが、網膜の病気に関しては治療法がなかっただけに、とても治療の結果が待ち遠しい。いままでは、「これには治療法がありません。」と言っていたものが、「これにはこれとこれ。こんな治療法もあります。」といった時代になっていくだろう。
技術革新のおかげで、治療をあきらめていた患者を救えるのは勿論だが、われわれも「これには治療法がありません。」と言わなくてすむので救われる。

Monday, April 23, 2007

新しいホームページ完成


ホームページが新しくなりました。スッキリしたデザインにflashも入れて新しいことに挑戦していただきました。
当院は先生方の専門分野が違うので、色々な方に対応できると思います。
一例を挙げれば、The Bi-Digital O-Ring Testや按腹、頭蓋骨調整法に、気功やアロマ、脈診と幅が広いです。
どんな悩みでも結構ですので、ご相談下さい。
お待ちしています。

Wednesday, April 04, 2007

asahi.com:「お宅の献立診断します」 ネットで食卓画像送信、分析 -


asahi.com:「お宅の献立診断します」 ネットで食卓画像送信、分析 - : "お宅の献立診断します"

これは僕も同じ事を考えました。減量の治療をしている方はどんなものを食べたかレポートでまとめていただいているのですが、トンカツと言われても肉の厚さも大きさもキャベツの量も全くわからない。だからよく、今から食べるものを全てデジカメで撮って送ってと言っています。みんな考えることは同じですね。僕はThe Bi-Digital O-Ring Testが使えるので、栄養面だけでなく、持っている病気にいいのかまでわかるので治療の武器になります。

Wednesday, March 28, 2007

「牛乳は有害」の根拠ただす


FujiSankei Business i. 総合/「牛乳は有害」の根拠ただす 健康科学会議が�: "新谷教授の主張には科学的根拠に大きな疑問がある"

こういうたぐいの議論はどんどんやっていただきたい。勿論相手をやっつけるためではなく、本当のことを知りたい人の気持ちである。私自身、新谷先生の意見に非常に共鳴するところが多く、著書を読ませていただいてから、すっかりファンになってしまった。仕事柄、腸の大切さを知っているので内視鏡の第一人者が、ご自分の眼で見たこと感じたことはどんどん発表していただきたい。
先日もテレビでマイケルJフォックスがダイエットコーラの飲み過ぎで、パーキンソン氏病になったという番組をやっていたと聞きましたが、これなどは大分前にも言われ、私の所属するThe Bi-Digital O-Ring Test学会では有名な話です。コンビニに行くと必ず商品をひっくり返して、アスパルテームを確認して入っていたら買いません。
本当はこの辺の議論もどんどんやっていただきたいのですが、相手の会社が大きいと中々難しいでしょうから、現代社会は自分の身を守のは、自分しかいないとみんなが感じているのです。専門家の先生方にどんどん意見を言っていただき、全体像が明らかになれば、消費者は買うか買わないかを決めやすいのですが、表に出てこないのが残念です。
ネットの中にはかなり出ているのですが、信憑性がイマイチです。
やはり公開がいいと思っています。

Monday, March 12, 2007

女性の健康と美意識に関する調査--大多数の女性は現代生活に疲


女性の健康と美意識に関する調査--大多数の女性は現代生活に疲: "女性の健康と美意識に関する調査--大多数の女性は現代生活に疲れを感じている"

有り難い調査があるものだ。当院のデータを調べたら、肩こりが1152人、腰痛が998人だった。中々いい数字である。男性に比べ女性の方が自己保身が強いので、栄養のバランス、睡眠について考えているので、こういう結果になったのだろう。男性にはあまり規律正しい生活という発想がない。一昔前は汗をかきかき、営業で走り回っていたのはほとんど男性だったが、最近は全て30代の女性である。大きな荷物を持って飛び込んでくる。「30分、おねがいします。歩きすぎて腰が痛いんです。」男性はというと「パソコンのやり過ぎで少し精神的にやられています。」肉体労働の女性と精神労働の男性が最近の大きな特徴だ。サプリメントでもビタミンやコラーゲン摂取が何とも女性らしい。

Saturday, March 10, 2007

キャンドルにリラックス効果 三谷岡山大名誉教授が実証 - 山陽


キャンドルにリラックス効果 三谷岡山大名誉教授が実証 - 山陽: "キャンドルにリラックス効果"

何となく良いなぁと感じていることが科学的に証明されていく。素晴らしいことだと思う。
昔、キリスト教会に通っていたとき、時々キャンドルで祈りの時間があったが、何とも神聖な気持ちになったことや京都の嵯峨野のお寺でろうそくの火が揺れていて、何ともこの世のものとは思えない雰囲気だったことを思い出した。仏教でもろうそくはかかせない。
当院もやがてキャンドルだけの明かりにしようかなぁ。

Friday, March 02, 2007

医療サービス内容、広告で詳しく紹介 : ニュース : 医療と介護 : YOMIUR


医療サービス内容、広告で詳しく紹介 : ニュース : 医療と介護 : YOMIUR: "医療サービス内容、広告で詳しく紹介"

今までは広告の制限というのがあって、自分の得意としている分野などは宣伝できなった。しかしカイロやエステ、整体など免許のない方は、この法律にかからないので何でも宣伝できるというおかしな事が起こった。
今まで自分はこういう勉強をしてきて、これが得意ですというのは書いてあった方が患者にはいい。喘息の治療をしたこともない先生のところに喘息の患者が行ったら不幸である。乳がんの治療を殆どやったことのないところに行った患者も不幸である。人間万能ではないから、何か専門を提示して、「私は○○が専門です。」といった方がいいと思っていた。今回の改正で良くなればいいのだが、出来れば第三者機関のよる公平な査定まで入れていただければもっといいと思う。

Wednesday, February 28, 2007

“仮面高血圧”ではありませんか? (今日の健康アラーム):NBonline(�


“仮面高血圧”ではありませんか? (今日の健康アラーム):NBonline(�: "“仮面高血圧”ではありませんか?"

病院に行って血圧が上がるのは「白衣高血圧」、その逆に病院では正常で、自宅で上がるのが仮面高血圧。
長年治療をしていると治療院では痛くないのに、自宅に帰ると痛いということがよくある。痛いので予約を入れると治療院では痛くないという。又自宅に帰ると痛む。何とも微妙な心理が働くらしい。
そういうことが重なると「痛いときに診せてください。」と言いたくなってしまう。痛みをコントロールしている一つに神経系があるがその大本は脳、しかしもっと上がある。「感情」である。人の身体を診ているといかにこの感情によって支配されているかがわかる。健康を維持していく上でこの感情のコントロールは大事だが、中々世間では言われない。仮面高血圧のように中に病気が隠れている場合は、勿論治療は必要だが不必要な感情の浮き沈みで、体調を崩している場合が多いと感じているのは僕だけではないと思う。

Sunday, February 25, 2007

三遊亭円楽が引退表明「恥かきたくない」 - 芸能ニュース : nikkansports.com


三遊亭円楽が引退表明「恥かきたくない」 - 芸能ニュース : nikkansports.com: "三遊亭円楽が引退表明「恥かきたくない」"

治療の仕事をしていると能力はありながら、体にやめさせられる例をよく見る。政治家の先生方もそうだが、企業人、芸術家も多い。円楽さんも子供の頃から見ていて、笑点など毎週楽しみにしていたが残念である。人工透析や脳梗塞は報道されていたが、もう少し何とかならなかったのかと思ってしまう。よく聞く言葉に、「こんなになるんだったら、そうしなかったのに・・・」というのがあるが、人の運命、身体でかなり決まってしまう。そうならない知恵はいくらでもあるのに残念に思う。

Friday, February 23, 2007

骨折の超音波治療 : 最新医療 : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞�


骨折の超音波治療 : 最新医療 : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞�: "骨折の超音波治療"

以前から骨折の治療では言われていた。骨粗鬆症などの場合も歩いて骨に振動刺激を与えると電気が発生して、骨芽細胞の発育がいいという。ネコの場合でも喉を鳴らすので骨折の時、振動が伝わり犬より早く治るという。昔病院勤務をしていたときに、本当に骨がつかなくて外科の先生が苦労していた事を思い出した。「しかたない、また開けるか・・・」。

病気の正しい理解が先決 : がんと私 : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読�

病気の正しい理解が先決 : がんと私 : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読�: "病気の正しい理解が先決"

以前に私自身、「医者言葉」として記事を書いたので、紹介する。
何時の世でも同じ事を言っている。


完治と全治 全治3ヶ月って完全に治るのに2年かかるテレビのニュースなどで良く耳にする「全治3ヶ月」という言葉、あれって本当に3ヶ月後に今までと全く同じように回復するということなの?残念ながら答えはノーです。ここにはちょっとしたマジックがあります。それは「医者言葉」というものの存在です。 私自身、医療の現場で仕事をする中、この「医者言葉」に対しての認識の違いにより、多くの誤解が生じていることを肌で感じ、このことを広く伝えなければと常々感じてきた一人です。初めて事故や怪我で、病院に担ぎ込まれ、担当医から「全治3ヶ月」と言われれば誰でも「3ヶ月後に今までと同じように仕事が出来る。」と考えるのではないでしょうか?完治と全治、「それって同じ意味じゃないの?」とお思いになる方がほとんどです。しかし現実はそのように復帰することはできません。では医者の言った「全治3ヶ月」とは何処が3ヶ月なのでしょうか?これは一つの基準で以下のようなものです。「全治3ヶ月」は「全治6ヶ月」より軽い。「全治3ヶ月」は「全治1ヶ月」より重い。ようするにおおよそ問題のないレベルの基準なのです。骨折であれば骨はくっついてはいるが、滑らかに今までと同じように動かせるということは考慮していないのです。ギブスをとっても再骨折の危険性がほとんどないという基準であって、今までと同じように快適にということに関しては考えていません。 つまり医者は治すことに関心があり、患者は今までと遜色のない同じ状態に関心があるのです。皆さんが描いているのは、怪我が治るのはもちろんのこと、やせた筋肉が元に戻り、運動しても障害がなく、何の不自由も感じない状態、それは「全治」ではなく、「完治」なのです。ですから私は良く以下のようなことを説明します。完治=全治×5~6倍そうです、医者から「全治3ヶ月」といわれたら今までのように快適に活動できるまでに一年半以上かかるのです。ですから、怪我や病気で病院の先生から「全治3ヶ月」と言われたら、「今までと同じように完全に回復するのに、どれくらいの治療と時間が必要ですか?」とあらためて聞かなくてはなりません。特に責任のある方は注意が必要です。不用意に「全治3ヶ月」と言われて、「3ヶ月後には完全仕事復帰だ!」と思いこみ、大切なお客様とのアポイントなどをいれたりしたら現実問題、先方にご迷惑をかけるのみならず、もっとも大切な「信用」という財産まで失いかねない結果になってしまいます。 「医者言葉」は医療従事者にとっては一言で色々な意味を含むという便利さがある反面、一般人には誤解を生むこともありますので、くれぐれもご注意あれ。

Wednesday, February 21, 2007

asahi.com:細胞から歯が再生 東京理科大のグループ、マウスで成功�


asahi.com:細胞から歯が再生 東京理科大のグループ、マウスで成功�: "細胞から歯が再生"

The Bi-Digital O-Ring Testを勉強していると金属に対してアレルギー反応を持つ。アルミ鍋の使用や水銀を含有しているカジキマグロ、昔歯医者で使ったアマルガム。最近では賛否両論あるが、インプラント。
歯の再生医療が進むと歯科は一変する。入れ歯も虫歯も全て再生の歯で出来る。やがては出来ると思っていたが、この記事で拍車がかかるといいと思う。もしかしたら歯医者のある音が無くなる日が来るのかもしれない。

asahi.com:大動脈瘤内にセンサー装着、破裂の予兆監視 新システム�


asahi.com:大動脈瘤内にセンサー装着、破裂の予兆監視 新システム�: "大動脈瘤内にセンサー装着"

いよいよ身体の中にセンサーを埋め込む時代が本格化してきた。3大疾病の「がん」、「脳卒中」、「心臓病」とある中で、がんはある程度時間が稼げるが、血管には一発がある。脳出血やクモ膜下出血は突然起こるので、いくら人間ドックで調べも防げない。人間ドックの帰り道に脳出血を起こしたという話はよく聞くが、血圧のコントロールだけでは不十分である。特に日本は腕の血圧だけ測って良しとしているが、本当は脳の血圧を測るべきだが、測ってくれる病院はない。(特殊な機械で測れるそうである。)
センサーを脳の中に入れなくても頸動脈や眼動脈で、脳の血圧を測定する方法が開発されれば、脳卒中のかたは激減するはずだ。
今回の記事は心臓の大動脈瘤に関しての記事だが期待がふくらむ。

受験必勝、100%自分の能力を発揮する方法


1・2月は受験期である。長年、治療の仕事をしていると合格できる能力を持ちながら、本番で体調を崩すケースがある。誠にもったいない話である。よく先輩から、「本番前はリラックスして。」と言われるが、リラックスしようとすると緊張してしまう人もいる。またどうやって良いのかわからない。治療家の経験から、「こんな時はここを刺激すれば治(おさ)まる。」というツボを披露したい。但し、治療したからといって合格を保証するものではなく、あくまで自己の持てる能力を最大限発揮する方法である。

これに関しては興味のある方にのみ、お教えしようと思います。
内容が少し専門的で分かりにくいところもあり、あまり一般的ではありません。

info@489891.com 

まで氏名を明記の上、mailを頂ければfileをお送りいたします。
サイズが1Mありますので、ご注意下さい。

Friday, February 09, 2007

95歳私の証・あるがまま行く


asahi.com :95歳私の証・あるがまま行く - be-entertainment: "「95歳私の証・あるがまま行く」
腹式呼吸のすすめ"

聖路加病院の日野原院長はアンチエイジングでも有名だが、食事療法以外に呼吸法で健康になる方法を書いて下さった。NHKなどの取材で階段を駆け上がっている姿は印象的だが、やはり呼吸法の大切さを教えて下さっている。何も健康食品を買わなくも普段の呼吸法を少し意識するだけで、見違えるような身体になることは周知の事実である。まずは食生活、呼吸法、その上に色々な治療をのせるのが本筋であり、健康になるために何を飲めばいいのかは順番が逆である。呼吸法にしても歩行訓練にしても案外、元気を手に入れる方法は手軽である。

Thursday, February 08, 2007

【医療を問う 第4部】(2)セカンドオピニオン|健康|生�


【医療を問う 第4部】(2)セカンドオピニオン|健康|生�: "【医療を問う 第4部】(2)セカンドオピニオン"

インターネットの発達と共にセコンドオピニオンが大流行である。患者は自分の病気だけどんどん検索するので、下手すると医者より詳しい。英語の論文を読めたりすると鬼に金棒で知識だけは医者を超えるかもしれない。「先生、そんなことも知らないんですか?」、「この間ネイチャーに論文が出ました。」昔なら考えられない会話が現実のものとなってきている。私自身、パソコン病の本を書き上げたぐらいだから、もっぱら情報収集はインターネットである。昔なら10冊近く定期購読をして病気別に切り抜きをして、スクラップブックを作ったが、今はクリックひとつでできる。このまますすむとサードオピニオンといって、一つの病気だけ詳しい素人が出てくるのではないかと思っている。例えば「喘息」の情報だけ世界中から集めている方、「新しい抗ガン剤」だけ調べている方、当然出てくると思う。何処の病院がどの治療をしているかサードオピニオンの方に聞く。まんざらない話でもない。インターネットは素人をプロに変える凄い発明である。

Monday, February 05, 2007

日経プレスリリース


日経プレスリリース: "がん腫瘍まで抗がん剤が運搬される様子をナノメーターレベルで観察"

薬が患部まで本当に届いているのかは実は誰も見たことがない。症状が楽になれば届いているだろうと思うし、効かなければ届いていないか薬が合わないと判断する。よく考えるといい加減なものだ。東北大学の研究でそれをナノテクノロジーを使い観察することに成功したという。一昔前なら漫画の世界でしかビジュアル化できなかったものが現実として見られる。大腸の内視鏡や関節鏡の開発の時もそうだったが、実際覗いたら全然ちがう世界があった。今後の研究発表で実際の人体の中で何がどう動いているのか結果を楽しみにしている。

Friday, February 02, 2007

asahi.com:ノーベル賞とると寿命2歳延びる 英教授調査 - 国際


asahi.com:ノーベル賞とると寿命2歳延びる 英教授調査 - 国際: "ノーベル賞とると寿命2歳延びる"

受賞者に贈られる賞金額と寿命に関係はなかった。なぜ受賞者が長生きするのかははっきりしないが、オズワルド教授は「(ノーベル賞受賞の)ステータスはまるで健康を与える魔法のようだ」としている。

何となく心に引っかかった記事だ。優れた研究をしていても、あと一歩のところで受賞できなかった方も多いと思うが、それが認められることで寿命まで変えるとは・・・本当に人は一人では生きらないと感じた。自分の好きな研究が出来れば幸せな人生だが、やはり人から賛美されたり、認められたりあった方がいい。

Saturday, January 27, 2007

携帯電話基地局の電波、人体へ影響ない - 携帯3キャリアが検証�


携帯電話基地局の電波、人体へ影響ない - 携帯3キャリアが検証�: "携帯電話基地局の電波、人体へ影響ない"

私自身、今パソコン病の本を執筆中でかなり電磁波など調べたが、人体への影響はわからない部分が多い。特に携帯電話など、諸外国では子供に使わせないとか、電子レンジを頭からかぶっているようなものだとか刺激的な記事が多い。この電磁波の健康問題はまだまだ当分議論が続きそうなので静観したい。

Tuesday, January 23, 2007

ピアスでのかぶれ、アトピー…専門医と学校が連携 : ニュース :


ピアスでのかぶれ、アトピー…専門医と学校が連携 : ニュース : : "ピアスでのかぶれ、アトピー…専門医と学校が連携"

鍼灸の立場から見ると、皮膚炎よりあける場所が気になる。耳には全身のつぼがあり、以前にたまたま子宮に関係あるツボにピアスをあけてから生理痛がひどくなった例や、耳たぶの下の方は頭に関係するので眠れなくなった例、又おへそのピアスで下痢が止まらなくなった例など経験しているが、皮膚炎以外にも影響があることを知っていただきたい。しかし皮肉なことに耳のツボは坐骨神経痛の方が間違って耳たぶに火箸を当てよくなった話が有名なので世の中判らないものである。

Saturday, January 20, 2007

asahi.com:「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ�


asahi.com:「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ�: "「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ"

納豆を食べて中性脂肪が下がるデータをねつ造したとかという話だが、これだけ日本人が何百年も食べている納豆で下がるのなら、高脂血症の人はこんなにいないと思う。食べ物の組み合わせや体質のことを色々と診ていくと納豆だけでそんなに優れた食品とは思わない。優れているのは抗血小板剤としてのナットウキナーゼである。大豆自体が体質に合わない人もいるし、納豆は心臓病などの薬効も消す。テレビを見ている人は何となく酢や大豆、わかめに対して先入観があるのではないとか思ってしまう。「やっぱり納豆だ。」と言って安心する。テレビ制作側もそれをわかっていて何とか納豆で・・・と思っているのではないかと詮索してしまう。見る側と見せる側の利害が納豆を通して一致。そんな記事だ。

Monday, January 15, 2007

緑茶、前立腺肥大症に予防効果


donga.com [Japanese donga]: "「緑茶、前立腺肥大症に予防効果」 カトリック医科大チームが解明 "

団塊の世代、前立腺肥大症が増えることは避けられないが、緑茶ブームが起こるかもしれない。そういえばうちの親父は昔からお茶ばかり飲んでいた。もうすぐ80歳だが、前立腺は大丈夫だという。関係あるかもしれない。

Sunday, January 14, 2007

親子で歌いつごう 日本の歌百選

親子で歌いつごう 日本の歌百選が百に納まらず、百一選になった。

http://www.uta100sen.jp/

中山晋平がトップだろうと思って調べたらやはりダントツの6曲が入っていた。たまたま昨晩中山晋平のテレビをNHKのアーカイブで見た後だったので、気になって調べた。こんな曲もそうだったのかと思うぐらい日本人の心に残っている。テレビで放映された曲はほとんど口ずさめたから、日本人の遺伝子の中に入ってしまっているのかもしれない。口ずさむ歌一つとっても先人の努力があったことを思うと、我々が今幸福に暮らせているのは、過去からの積み上げでそういう方達の努力を知らず新しいものは作れないと感じた。

本音を言い合う「患者学会」を設立 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE


本音を言い合う「患者学会」を設立 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE: "本音を言い合う「患者学会」を設立"

昔病院勤務だったときに、よく医者と患者さんの間で通訳をした。勿論日本語同士でしゃべっているのだが、コミニュケーションがうまくいかない。そんな経験を何度もしてわかったことは、「医者言葉」が存在するということだ。医学を勉強すめと便利な言葉がある。一つの医学用語の中に色々な意味を含ませているので専門家同士はそれで通じてしまう。しかし患者さんには伝わらない。例えば「突発性」や「本態性」という言葉。どちらも良くわからないという意味だが、言葉を聞いた患者さんは難病だと思ってしまう。以前も「尋常性座瘡(じんじうせいざそう)」と言われて、「どんな難病ですか?」と聞かれたが「にきび」の事である。どうして尋常性とつけるかというと、その意味は「ありふれている。」ということを言いたいだけである。だから問題ないと言いたいのだが、言葉に迫力があって難病っぽく聞こえるから不思議だ。医者と患者さんの間に入っていると時にはそういう通訳も必要になってくる。「患者学会」多いに賛成。以前に、「五十肩」を「50肩」と入力して当院のホームページを見つけた方がいたが、これなどどうやってもこういう発想がない。確かに50歳でなるのだから「50肩」でも良いのかもしれないが、今までに見たことがないのでビックリした。患者さんの豊かな発想力、奇才ぶりには時々驚嘆する。。

Friday, January 12, 2007

ツボでいきいき : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


ツボでいきいき : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "ツボと入れ墨の意外な関係"

以前、刺青をした方の腰痛治療で鍼を使おうとしたら、ちょうどツボがウサギの刺青の眼の所だったので、困ったことがあった。治療家から見ると二の腕にサクランボを彫るよりは、「腰痛のために足に刺青」や「便秘解消のためにお腹に刺青」、「喘息のために手や背中に刺青」、「美肌や潤いのために首に刺青」といったアイデアが浮かぶがあまりそういう話は聞かない。メタボリックと騒ぐが、耳のつぼに痩せる刺青したらはやりそうだが、いかがだろう。

STVニュース STV


STVニュース STV: "札幌医大が国内初の新脳梗塞治療"

今までは脳梗塞の治療というと2週間ほどの点滴と、その後はリハビリをどうするとかと事だったが、この幹細胞治療がうまくいくとリハビリの必要がかなり減ってくる。一昔前から見ると夢のような話だが、最近の再生医療の進歩には驚かされる内容が多い。先日も豚の臓器を人間の移植用にという記事が出ていたが、段々人間の身体がサイボーグ化していきそうだ。
僕の肝臓は豚のだとか、アキレス腱はカモシカのを移植したとか、腕の筋肉はマントヒヒからもらったとか現実味を帯びてきた。

Tuesday, January 09, 2007

高知新聞ニュース■南国市で人面グモ 気持ち悪いけど癒やさ�


高知新聞ニュース■南国市で人面グモ 気持ち悪いけど癒やさ�: "南国市で人面グモ 気持ち悪いけど癒やされる"

自然界には不思議なことが起こる。確かにどう見ても人間の顔。何ともムンクの叫びのようにも見えるから不思議。クモにとっては人間が騒いでいることなど関係ないだろうが、世間で騒ぐというのはそういう一面もあるから面白い。

紅茶で心臓病予防、ミルク入れると効果なし…独の研究 : 科学 : YO


紅茶で心臓病予防、ミルク入れると効果なし…独の研究 : 科学 : YO: "紅茶で心臓病予防、ミルク入れると効果なし…独の研究"

何とも皮肉な話。ミルクをタップリ入れる方も多いのではないだろうか。The Bi-Digital O-Ring Testを勉強しているとこの手の話はよく出てくる。以前も健康食品を市販のミネラルウォーターでわざわざ飲んでいた方が、結果的に水道水で飲んだ方が良いことがわかり、がっかりしたケースがあった。ミネラルウォーターそれ自体では良いのに他の物と混ぜるとキャンセルしてしまう。何処かの野球チームが昔4番バッターばかり集めて勝てなかったことがあったが、なんでもいいものだけ集めればいいというものではない。主役、脇役、役目がある。病気の治療でも次から次と飲み薬を増やし、めちゃくちゃやっている方は数知れずいる。一度ガラガラポンして、ゼロから考えるとこんなにシンプルでいいのという治療になってしまう。

Simple is best.

Monday, January 08, 2007

JSTバーチャル科学館|惑星の旅


JSTバーチャル科学館|惑星の旅

以前から宇宙には興味を持っていて、時々NASAのサイトなどを見ていたが、これほどまでに綺麗なホームページを見たことがない。昨日の夜、見終わったら明け方の4時になっていた。将来の夢として宇宙旅行を憧れているが、益々その気持ちが強くなった。人間の身体も小宇宙と言われているが、大宇宙も小宇宙も無限の広がりがあり、その奥に神様のご存在を感じる。しばし宇宙飛行士になった気分で、ご堪能下さい。

Sunday, January 07, 2007

asahi.com: イヌの肥満治療薬を初認可 米FDA - 健康


asahi.com: イヌの肥満治療薬を初認可 米FDA - 健康: "イヌの肥満治療薬を初認可 米FDA"

ついに出たかといった感じです。人間様もメタボリックと朝から晩まで騒いでいますので、ペットも当然だと思います。以前、病気の牛の治療に抗生剤を使いすぎて、最終的にそれを食べる人間にまで害が及ぶので、何とか薬を使わないで鍼灸で治療出来ないかといった話がありましたが、今回も「痩せるためにの犬の耳鍼」なんてはやりそうですが、食べ過ぎて肥満になり、又それを薬で何とかといったおかしな話はいつまで続くのでしょうか?

「つぼ押し」で術後の悪心・嘔吐を防ぐ:日経メディカル オン


「つぼ押し」で術後の悪心・嘔吐を防ぐ:日経メディカル オン: "「つぼ押し」で術後の悪心・嘔吐を防ぐ"

このツボは内関(ないかん)と言いますが、我々のような職業の人間が全身を拝見すればもっといいつぼがあること間違いありません。

中国4000年の歴史に乾杯!!

「これで治す 最先端の頭痛治療」(日本頭痛学会編) : 新刊�


「これで治す 最先端の頭痛治療」(日本頭痛学会編) : 新刊�: "「これで治す 最先端の頭痛治療」(日本頭痛学会編)"

当院でも頭痛の患者には手をやいている。専門病院2ヶ所で調べても異常はないというし、治療薬もいまいち。鍼をしたり肩関節、首を少し動かすと楽になるというが、長くはもたない。頭の中の神経や血管ので何が起こっていかが、見えないので苦労するのだろう。期待して読んでみたい。

今日からgoogleのブログ開始

1年ほど前から、googleがどんどん使いやすくなっていく様子を見ていて、毎日1冊の本が書けるのではないかと思っていました。gmail、picasa、 google earth、 google news、 google calendar、google map、 google parents、google docs&spreadsheetsとあげればきりがない。ただただ驚きの眼で見ていました。今年は色々な意味で今までの常識が、崩れ去って行く年だと感じていましたので、これを契機にブログを開始したいと思います。