Sunday, March 16, 2008

咳に関して一考


仕事がら咳の人は多い。薬で止めようとすると麻薬のようなものを使わないといけないので、鍼灸で少しでも薬の量を減らしたいと思う気持ちはわかる。レントゲンなどで異常がなく、ストレスなどで咳が出る場合があるが、これには良い方法がある。レントゲンと血液検査で異常が出ないのだから、医者では薬は普通は出ない。しかし本人咳が止まらないので困ってしまう。こういう場合にお薦めなのが龍角散だ。テレビでおなじみだが、そんなものでいいのと思う方も多いと思う。The Bi-Digital O-Ring Testで調べてみると民間薬の中に優れて物が多く、改めて驚いてしまう。龍角散はなかなか咳の止まらない方に劇的に効くかといえば、十分とはいえないが、ストレスがらみの方には場合により医者からもらう薬より効くことがある。理由はわからないが、お試しいただきたい。太田胃散もそうだ。「良い薬です。」とやっているが本当に良い薬である。どちらもストレスがらみに効くので、長い間残っている。咳にはもう一つお薦めがある。「藍」というものだ。The Bi-Digital O-Ring Testではよく使うが、藍染めの成分を抽出した藍である。昔から藍染め職人は風邪を引かないとかで、藍の中に抗菌効果がある。当院でも藍しか咳が止まらないという方がいるが、龍角散と藍を持っていると心強い。それでも良くならない方は医者でカビや真菌の検査をしていただくといい。大抵良くなる。

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